【G検定過去問風テスト】第1次AIブームを終わらせた致命的な限界とは?

※本記事では、アフィリエイトプログラムより教材を紹介しています。

📝 問題

チェスや迷路パズルのように、あらかじめルールや枠組みが完全に決まっている限定された世界の問題は解けるものの、複雑でルールが曖昧な現実世界のリアルな問題を解くことができないという、第1次AIブーム(1950〜1960年代)を終わりに向かわせた限界を何と呼ぶか。最も適切な選択肢を1つ選べ。

  • A)強いAIと弱いAIの問題
  • B)フレーム問題
  • C)トイ・プロブレム(おもちゃの問題)
  • D)知識獲得のボトルネック
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  • 正解: C)トイ・プロブレム(おもちゃの問題)

💡 合格に近づく!徹底解説

重要度: ★★★

■ 1分で分かる!この問題の要点

  • トイ・プロブレム(おもちゃの問題)は、第1次AIブーム(探索・推論の時代)に立ちはだかった致命的な壁です。
  • 当時のAIは、ルールが明確なパズルやゲーム(おもちゃの世界)は得意でも、現実の複雑な問題は一切解くことができませんでした。
  • この限界により世間から「AIは役に立たない」と見限られ、最初の「冬の時代」を迎える原因となりました。

■ 初学者向け解説(例え話や背景)

第1次AIブームの当時、コンピューターが迷路を解いたりチェスを指したりする姿を見て、人々は「なんて未来的で賢いんだ!」と大興奮しました。
しかし、いざその技術を現実社会に役立てようとした途端、研究者たちは大苦戦します。「明日の天気を予測する」「道路の渋滞を避けて最短ルートを導き出す」といった現実の問題には、あらかじめ決められた単純なルールなど存在せず、不確定な要素が多すぎたからです。
結局、当時のAIは「きれいに整備されたおもちゃの箱庭(トイ・プロブレム)」の中でしか通用しないことがバレてしまい、期待が失望へと変わってブームは終わりを迎えました。


■ 選択肢の解説

  • A) 強いAIと弱いAIの問題(×): 哲学者ジョン・サールが提唱した、AIに本物の「心・自意識」があるかないかという分類・議論であり、第1次AIブームの終わりの直接的な名称ではありません。
  • B) フレーム問題(×): AIが無限の可能性を考慮しきれずにフリーズしてしまう問題です。トイ・プロブレムの背景にある、より本質的な課題として議論されるようになりました。
  • C) トイ・プロブレム(おもちゃの問題)(○): 記述の通り、ルールが決まったおもちゃの世界は解けても、複雑な現実世界の問題が解けないという第1次AIブームの限界を指します。
  • D) 知識獲得のボトルネック(×): 第2次AIブーム(エキスパートシステム)において、人間の持つ膨大な常識や暗黙知をすべて手作業でルール化して入力することの限界を指する言葉です。

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